セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.51 きっかけとルーツ

どうもです。今回は

#18 ホンネのキモチ | オンゲキショートストーリーズ

について。

 

このお話は、今まで書いてきた作品とは全く異なる展開になりました。一言で言うと軽い百合です。椿が莉玖に恋心を抱き、告白するという。今まで異性愛(ヘテロ)で通してきた自分の作風とは真逆です。

書こうとした理由は特に深い意味はなく。前回のつむぎの話を書いている最中のある日、眠くてボーッとしていた時に思いついただけという。さっと書いて、つむぎのを投稿するのを待って、今回となりました。

 

このお話の裏話はこれしか語れないので、自分のルーツの話をします。何故自分は百合ではなく異性愛を書いてきたのかを。

自分が十数年前から好きなゲーム、ファミコンから出たRPGです。その終盤となるラストダンジョンのある場所で、主人公とヒロインがダンスをするという展開があるんです。特に道中に恋愛描写もない。なのに仲間の計らいでいきなり2人きりになり、踊るんです。突然の展開で初めて見た時は驚きました。ファミコンのチープな音楽、荒いドットで表現されるダンス。今のグラフィックと比べれば、オモチャみたいなもの(原作者曰く)。なのに、当時の自分は惹き付けられた。

一通りのダンスシーンが終わったのち、ヒロインはこう質問するんです。

 

◆わたしのこと すき?

  はい いいえ

 

と。

今一度言います。ヒロインは特に道中、主人公に対して好意を抱くイベントもなければフラグもないんです。なのに、主人公に、そしてプレイヤーに問いかける二択。こんな究極の選択、今まで精々ポケモンぐらいしか触れてこなかった自分にあっただろうか。だから自分は、このカップリングに落ちてしまった。今でも好きな2人です。

それから自分はあのドラクエ5にも触れ、自分の中に異性愛の価値観を確立していくのです。(嫁?王道に行きましたよ)

余談ですが、自分は先程の質問は結局「はい」を選びました。今Switchで絶賛3周目をプレイ中ですが、今回もはいと選ぶでしょう。むしろ、いいえを選ぶことはないでしょう。

 

今回はここまで、では。