どうもです。今年も早くて大晦日です。
今年は椿誕ちゃんと間に合いました。ポケモンばっかやってたけど間に合わせたぞ!その裏話も早めに投稿予定なのでお楽しみに。
さて、今回は今年の総まとめをしましょう。
題名にもある『理由』にはいくつもの意味があります。オンゲキをする理由、SSを書く理由、そして……生きる理由。
○悩みと答え
今年でオンゲキは5年を迎えました。5周年の時にも言いましたが、去年の今頃は本当に辛すぎた。Twitter見ればなにかある度にサ終サ終言われまくって、モチベなんて削れまくりでした。だからこそ、今年のKoPにて終わらせない発言を聞いた時には涙しました。本当にありがとう。
オンゲキ自体はひとまず続くのは安心しました。でも時々、オンゲキが辛いと思ったことはありました。自分はどちらかというと譜面のことよりキャラクターのことを語りたい勢。上手くなりたい気持ちがあまり湧かない。でも周りは上手くなることが全てな人達が多い。自分より低いレートでも14や15に挑む様子も見られる。「金払って音ゲーしている以上、上手くなりたいのは当たり前でしょ?」と言われたこともあります。
そこで思ってしまったんですよね。「上手くならないと音ゲーをやっちゃいけないの?」って。それが限界まで来てしまったのが、12月上旬にあったN氏との配信でした。あの時は本当にみっともなくて申し訳なかったです。
それは創作も同じでした。というより、本音を言えば最近界隈に疲れたんです。なにが原因かって、周りの性癖と自分の好きなものが本当に合わないから。自分は自らのことを(男女の)純愛狂信者でハピエン狂信者だと思っています。でも周りを見回すと百合は当たり前だし可哀想はかわいいとか平気で言う人は居る。オンゲキという世界を報われない絶望的な世界へと改変する者も居る。そんな発言を一目入るだけで、自分が描くものを否定された気がして。受け入れられない、拒絶したい、でも否定したら叩かれる、そもそも多様性だから受け入れなければならない。だから自分の個性を否定して、自分は人間として欠陥品だから周りと合わないんだってそう納得させようとして……
どうしようもなくなって、泣いた時は一度だけではなかった。もう創作なんて辞めてしまえば悩まずに済むって考えたのもたくさんあった。
それでも、自分はずっとオンゲキとセカイを紡ぐのを辞められなかった。理由は簡単なこと、『好きで仕方ない』から。オンゲキも自分が生み出したセカイも、嫌いになるなんてできなかったから。
ハジメテノヒメゴトという同人誌を出したのは、もう4年前のことです。サークル主の挿絵が目的で俺の本文なんて誰も興味ないよ、なんて否定したこともありました。でも、あの日に完売したという事実はある。自惚れかもしれないけど、あの時自分は認められたんだって、そう思いたいんです。
そして昨日あったC103にて、莉玖の純愛本がありました。無事に買えたので早速読みました。読み終わった時、自分はボロボロ泣いていました。成人向けで泣いたのは初めてでした。思えば自分が書いてきた18SSも、最後で泣きそうになったりするんですよね。周りをちゃんと見回せば、自分と同じ人って居たんだなって思いました。自惚れかもしれませんけどね。
○ある曲との出会い
この半年間は、フォロワーであるK氏とDMをよく送りあっていました。その方は自分のセカイの大ファンとも言える人、そのままのカーレッドさんでいてほしい、貴女の描くセカイが大好きなんだと何度も言ってくれた。そして自分自身、彼と作品の話をする時が一番楽しい時間でもあった。
そんな8月末のある日のことでした。いつものようにセカイのことを語り合っていた際、彼からある曲を紹介されたのです。
彼が好きだというアーティスト、NONA REEVES(ノーナ・リーヴス)の名曲のひとつ。去りゆく者への追悼と、生の喜びを歌った曲。初めて聴いた時、自分はボロ泣きしていました。そして、1ヶ月前に書いたこの記事を思い出しました。
この6人のことを思い出したんです。そして魂のセカイで生きるみんなのことも。物語の中で生きる人達にもいのちはある、K氏が口にした言葉です。自分が描く【魂のセカイ】は、⊿TRiEDGEの3人とその関係者の想いと魂が交差する群像劇。それは、カーレッドという物書きにしか描けない物語だと、 この半年で強く強く思えるようになったのです。
K氏から貰った色紙達。計5枚あるが、作品をモチーフにしたのはこの3枚。
左上:ハジメテノヒメゴト
○夢
昨年の大晦日で、これからの夢の話をしました。⊿TRiEDGEを愛することと行脚したいという夢。前者は椿1000に梨緒700突破という目標が達成。でも後者は色々あってできませんでした。(一応小山と高崎には行きましたが……)
でも、それ以上に大きな夢が今はあります。
『幸せになる為に生きて、幸せになる為にセカイを紡ぐこと』という夢が。
自分は今、「生きたい」って強く思うんです。自分自身、過去にあった出来事のせいで自己肯定感が低く、○にたいと思うことは一度だけではなかった。でもK氏と話しているうちに、このまま終わるのは嫌だなと思ったんです。オンゲキが、⊿TRiEDGEが、結城莉玖が、上で紹介した曲が、なにもなかった自分に意味を教えてくれた。「幸せになりたいんだ」って、強く思うようになった。
橋本晴斗や朝日奈幸助がパートナーを幸せにすると誓ったように、自分も彼女達を幸せにする為にセカイを生み出した。そしていつかは、自身が幸せになれるように……そんな想いで、これからもセカイを描き、生きていこうと思っています。
今年も真面目な話になっちゃったな。でもこうなるのは仕方ないか。いのちや死すら真剣に考えてしまうのが自分なら、それが『らしさ』なのだから。
それでは、2023年もごきげんよう。来年もよろしくお願いします。
2023.12.31 カーレッド(△KARED)