どうもです。先日はアドカレの記事を読んでいただき、ありがとうございます。今回は久しぶりのSS裏話です。
#26 いつも隣で笑う君へ | オンゲキショートストーリーズ
昨年のセツナ誕として投稿した、《星屑の魔王》とその続編である《星屑の魂》。そこに登場する天崎拓真がもしも生きていたら……という、よくある生存ifのお話です。
とは言っても、最初からこのテーマとして書いていたわけではなく。始まりのテーマは『セツナとの同棲SS』でした。
今年のセツナ誕SSのテーマ、同棲概念でも良い?(なお時間)
— カーレッド (@kared337) 2023年11月25日
↑直前にRTした絵を見て言い放ったツイート。約10日しかないのに無理を始める。
そこから、同棲なら相手居るよな、誰にするか~……と考え始める。そして約30分後、あることを思いつく。
いや正直ね、カノン友梨香拓真の生存ifルートを一度はやりてぇんだよ
— カーレッド (@kared337) 2023年11月25日
……やるか?(独り言)
だって一度はやりたいじゃん生存if話ってやつをさ!!!(言い訳)
でもその甲斐があり、『もし拓真があのまま生きていたら、セツナと同棲して最終的には結ばれるハッピーエンドにしたい』というゴールをすんなりと設置完了。時間がない中新作を書き始めることに。
ちなみに余談ですが、カノンと友梨香もいずれは書きたいとは思っています。そしてカノンはまだなんとかなるんですよ*1。でも友梨香の場合はちょっと面倒なことにはなるんだよなぁ……*2
さて話は今回のお話に戻しましょう。
拓真が生存しているということは、セツナは負に堕ちないわけです。更には大人になったふたりを描くことになる。その為、『元の世界線からの変化』と『大人になった姿』を整理する必要がありました。
テーマと人物整理。本編で変更したところや裏設定です。実際終盤で拓真は忌引してますが、代わりにセツナが実技担当を勤めたという裏話。ちなみに大人セツナのシュドレの色は、(悲劇が回避されたので)赤黒のままです。
このメモを書いている時、セツナと拓真は既に恋仲である否かを大分悩みました。
拓真:セツナのことが好きかもと自覚している
セツナ:拓真のことは無意識に気にしていた
と、両片思いとして書いた方が流れとしてスムーズかなと思いました。そこから、拓真は『祖父の死』、セツナは『(元の世界線で起きた)拓真が死ぬ夢』を通し、お互いの想いを話すというストーリーが完成しました。そのサポートが有栖と茜になります。そして今回は出てないけど、一応楓さんも気にかけてはいたという裏話は置いておきます。
設定も書けた、ストーリーも作れた。さあこれで誕生日までには書ける……なのに結局遅刻してしまいました。裏でアドカレの記事や次の作品も作っていた上に、今仕事も忙しくて気力がなかなか湧かなくて……このあとにはポケモンも控えているのに、次の作品は果たして間に合うのか!?
思えば、この作品は《星屑の魔王》の丁度1年後に投稿できました。天崎拓真は【魂のセカイ】の人物ではないですが、自分の作品で生まれたオリキャラなのは変わりません。元の世界線では非業の別れをしたのち、『共に未来へ歩む存在として生き続ける』というハッピーエンドになりました。このお話はあくまでも"もしもの話"ではあります。でもこの話はある意味、『もうひとつのハッピーエンド』として自分は考えています。
今回はここまで、では。