どうもです。久しぶり過ぎて書き方忘れているかもしれませんが頑張って書きます。
#24 FestA of KanadezakA | オンゲキショートストーリーズ
【祝】オンゲキSS、通算70作目!!
なんですよ実は。今回はそれに相応しい、オンゲキシューターズが勢揃い!過去一気合い入れた話です。8月頭から構想を練っていたので、制作期間は3ヶ月弱!!
ちなみに10/27投稿なのは、いつも支えてくださっている某氏の誕生日だからであり、つむぎの誕生日要素はないです、すまん。
1.コンセプトとか
今回のテーマはズバリ、『みんなで夏フェス』です。丁度8月頭にゲキチュウマイのポップアップショップが開かれ、その時のシューターズの描き下ろしイラストのテーマがそれでした(実はアンコールの時に着てたTシャツってそのイラストのやつだったりします)。
そしてそのイラスト見た時、「みんなでライブする話書きてえな」となりまして。現実のデカいオンゲキライブは現地参戦したことある自分にとっては、あの感動をシューターズがやったらさぞかしすげーことになるだろうな……と思い、今回このような話を書くことに。
あと裏テーマがあるとするなら、『全員に出番を作る!』です。今までたくさん話書いてきましたが、如何せん自分が自他公認⊿TRiEDGEオタクなもので偏りが凄いことに……(そもそもメインである【魂のセカイ】は⊿TRiEDGEが主人公である故に尚更)。初めてまともにビタフレのふたりを出しましたし、ナナホリも《フレンズエンタメナイト》以来ですね。あとMCパート、ユニットの王道ネタをひたすら詰め込みました。普段できないからやりたかったんだよ。
2.冒頭の話
さてテーマやセトリの初稿も固めたところで書き始め……としたところでひとつ課題点が。「オンゲキという競技が当たり前のセカイでただ歌うだけってどうなんだ……?」と。最初は現実のように歌って踊るみたいなこと考えたんですけど、「そもそも茜の思いつきを楓さんやセツナが承諾する理由ってなんだ?」となって。そもそもセツナが参戦する時点で総選挙後の話なのは決まっていた。じゃあそれを利用するか!となりまして。『絆の再結束』『競う為だけではないオンゲキを披露する』という目的でライブをしよう、となりました。裏方は珠洲島家の全面フォローということで(あと山が領地ならライブ会場ぐらい作れるでしょ的な考え)。
3.セットリスト
前夜祭のことはあとで話すとして。ここからはセトリの裏話。セトリも初期の段階である程度は決まっていました。

これが初期に立てたセットリスト。そこから最終的にはこうなります。

では実際に、書いている時の裏話を話していきましょう。
M1.STARTLINER
前半戦は各ユニットがそれそれにちなんだ曲を歌う、がコンセントです。トップバッターはアステということで、始まりを表すこの曲で。4周年ライブでは最後の最後で歌ったこの曲、感動しましたねぇ。
MCもメインらしくということでしっかりさせました。4周年の超グダグダなのも好きだけどね。そして『あかりが転ぶ』という王道ネタも達成。
M2.ポケットからぬりつぶせ!
マチポケかトライならマチポケ先かな~と2ndを思い出しながら選定。リアルライブでも一度きりな上、美亜→柚子だったので。
多分柏木美亜は本番中でもああなると思う。《情は紡ぎ、三位一体の光となる》でも、最初以降は真面目だったし。
M3.ヒストリー×ブレイカー
初稿は撩乱乙女。「天下損失やりたかったから」が理由ですが、かっこよさ重視でヒストリーブレイカーに変更。終盤の演出やりたかったんだよ~
曲でできなかった天下損失はMCで達成。そもそも⊿TRiEDGEの鉄板ネタ、ずっとやりたかったんですよ!!【魂のセカイ】ではなかなかそんな雰囲気出せないので。
全体的に⊿TRiEDGEパートは楽しく書けました。やはり最推しなので扱いも把握している故。
M4.give it up to you
1stのインパクトが強いKiss Me Kiss良いな~という初稿でしたが、そういえばこの曲ライブではなかったなと思って変更。今回書く際に、初めて曲をガッツリ聴きました(ボナトラまで交換しているのに?)。歌詞がふたりらしいなと思いましたね。
トライとは違い、今までまともな出番はなかったビタフレ。だからこそ、あーやの妄想動揺大暴走やりたかったんだよ!!天丼だろうが自分にとっては初なんだから!!
あと自重しない柏木妹。
M5.最っ高のエンタメだ!!
こちらもライブではふたりが揃わない為採用。間奏のパフォーマンスはリアルライブを参照。てかこの高BPM曲をフル(しかも両パート)で歌える朝日奈さんもパネェ。
MCはメモリーで似たようなことやってましたね。でもこれがナナホリの王道かもしれません。
M6.Resolution
サビでレーザーぶっ飛ばしたいじゃん!!という想いでライブパート書きました。そういえば11月末に八巻さん出演しますね。やってほしいわ。
MCパート、セツナに喋らせたいことは書き始めの時から決まっていました。4章の後ならこんなこと話すだろうなと。あと生徒会長と書いてバカと読ませたのは個人的お気に入り。
M7.Ruler Count,Zero
これもヒストリーブレイカーと同様、かっこいいを目指したのでこの曲目で。R.B.P.がかっこいい曲だから、トライもそうなったのはありますね。順番が刹那→R.B.P.なのも、セツナのMCからの流れとして。
その一転、MCはいつもの光景。この3人もあまり動かしたことがなかったので、書いてて楽しかったです。
M8.ludicium "Apocalypsis Mix"
もし石見さんと和気さんが揃ってたらやるだろうな~と想像しながら書きました。あと、普段はふざけまくるふたりからのギャップを演出させたかった。地の文はあの忌まわしきランイベのカードを参照したのはあります。
M9.Butterfly Wave
ライブで『Hoo!』ってコール入れてぇ~~~~~~~(クソデカ大声)
その願いを残りの3年生コンビ(茜と咲姫)に叶えてもらいました。でもこのふたりは多分ふざけるから歌唱メンバーから外れた説はあると思う。
8と9を逆にしたのは、楓さんが連続だとあとで気づいたから。でも4周年だと橋本さんが開幕3連続で1曲休憩からのまた歌ってたんだよなぁ🤔
M10.Geki! Geki!! 激闘Break Out!!
テーマは勿論『ヒーローショー』!!むせないスモーク(いちげきネタ)に弾幕のぶつかり合い、そして爆発!!千夏も目を輝かせるような演出を目指しました。一番派手かもしれません。
ちなみに落ちサビで弾幕をぶつけ合う時の茜の台詞、2サビの歌詞だと『全てを飲み込"む" 深紅の爆発!!』なんですが、ヒーロー側と合わせる為『全てを飲み込"め"』に変えてます。
M11.カナリア
オンゲキとはズブ友でおなじみ、Re:ステージ!からこの曲が参戦!!
というのは理由がありまして。全体のセトリでこだわったのは、出場メンバーを偏らせないことでした。全体として、みんな2回ずつは出しています。のちのアンコールではあかり、葵、梨緒、千夏、つむぎが出る予定なのは決まっていました。そうなると残っているのは莉玖、椿、春菜、有栖。このメンバーで思いついたのが、カナリアだったのです。
莉玖→坂東美久龍 春菜→南風野朱莉
椿→城北玄刃 有栖→西館ハク
というイメージで考えていたので、ある意味必然だったかもしれません。あと莉玖ならテトラルキアの曲歌いたい!!とか言いそうだし(リステとのコラボストーリーにて、莉玖は彼女達のライブに感動していたから)。
M12.Transcend Lights
ラストはHEADLINERだろ~と最初は思っていましたが、あの特別な曲を出すのは違うな……と考え直し、『輝く未来』を込めてこの曲に変更。決して間奏の台詞考えるのめんどくなったわけではない。
投稿数日前に改めて4周年見直しましたが、最後のTranscend Lightsはかなり痺れましたね……
M13.Event Horizon
ここからはアンコールパート。トップバッターは葵とつむぎ。元々はサマータイムレコードを歌わせたい為にあおつむ―あかちなりおと振り分けたんですが、
・そもそも秋頃なのにサマーはなんか違和感あるな
・てか葵のソロ3曲目めっっちゃ好きだからあおつむに歌わせたらかっこよくね?
という考えが過ぎり、この曲に変更。結果、夜のステージに相応しい感じに仕上がりました。
M14.Flower
自分はどちらかというと、あかちなりお3人で仲良くしてろ!!という考えを持っています。なのでこの3人でパフォーマンスさせたい、が始まりでした。3人でということで、あかちなとは言えばのスンマイルフラワーに、梨緒も加えて特別バージョンで!というのが初稿でした。
でも、上と同じように秋にサマーか……というのが過ぎります。そこからなんの曲歌わせようと少し迷走することに。梨緒メインでレーイレーイとか、曲が良いRainbow Rush Storyとか考えましたが、最終的にアステの曲歌わせるか……!となり、リアルライブでは今までなかったFlowerを選曲しました。(ちなみに他2曲をボツにしたのは、どちらもゲームサイズで短かったから。でもRainbow Rush Storyはのちにいるかアイス氏からフル出たんですよね)
音撃姫、ライバル、憧れ。それぞれの想いを抱える3人に相応しい選曲と演出になったかと思います。
M15.夏宵スターマイン
どうしても、最後の曲だけは譲れなかったです。5周年を祝う曲と、夏の終わり。今までの思い出と共に、これからも歩んでいきたいから……そんな想いを込めて、このパートは書きました。
あとこの曲、ソロバージョン全員分『善き』です。だから是非CD買おうね。
4.本当の想い
オンゲキが5周年を迎えた直後に書き始めた、一夜限りの特別なライブの話。ふたつのタイトルである『FestA of KanadezakA』の字つりは、FestA of PandemoniuMと同じです。自分にとってこの曲は、未来が見えなかった当時のオンゲキに差し込めた光、希望のようなものだと思います。そんなオンゲキが5年という大きな節目を迎えた際に追加された、夏宵スターマイン。今もまだ完全に明るいとは言えないけど、自分はこれからも『輝く未来』を信じています。
そして前夜祭とライブ後のやりとりでのセツナの言葉から、そんな自分の想いを感じ取ってもらいたいです。
自分の今までを込めたつもりです。過去一の文章量にはなりましたが、これからも心の隅っこに残るお話になれたなら嬉しいです。そしてこれからも、そんなお話を書いていきたいと思っています。
今回はここまで、では。