推しカード:結城莉玖 [謎解きはおやつの前に]
どうもです。目指すは莉玖とブドーカン、カーレッドと申します。
簡単に自己紹介しますと、莉玖推しで自他共に認める⊿TRiEDGEオタク。どこにでもいる、極普通のいちプレイヤーです。
今回はぶちょー氏主催のO.N.G.E.K.I. Advent Calendar 2021での寄稿となっております。
自分は2ndでの参加となっております。
プレイヤー版音撃会報と誰かが言っていたので、元の譜面部会報みたいに推しカードを貼っておきました。世界で一番イケメンなカードです。次点はホーリーナイト・セッションです。人類の幸せ。
終盤戦となる20日目の自分が書くテーマは、オンゲキSS(いわゆる二次創作)についてです。
1.初めに、記事を書くきっかけ
19日間の記事を見てきましたが、高難易度曲の後略だったりデッキの話だったり推しの話だったり怪文書だったり、バラエティ豊かな記事でした。(当日投稿されるもうひとつの記事は確かあげぽん氏の行脚の話)
一方自分はテクニカルスコアの面でもバトルスコアの面でも親密度の面でもトップではない(一応虹にもなったことあるし奏華だし800はあるけど)。じゃあなに話そうってなった時、思いついたのがオンゲキSS(二次創作)の話でした。なので自分は二次創作に携わっている人らしく、SS書くにあたって考えてること?を話そうと思います。かなりマニアックな話と自分語りなのでご了承ください。
(そもそも推しの話は既に書いてるし……ね)
2.プロフィール
まずは物書きとしてのプロフィールを。自分はオンゲキが稼動したばかりの頃からSSを書いてきました。オンゲキでの処女作の投稿が18年8月15日、現在までに47作品。短くて1000字、長くて13000字ぐらいです。今も大晦日に向けて新作を書いています。あと2年前のコミケにも参加していました。
その時に参加したとある同人誌のあとがき。この本持ってる人居るかな?
代表とするシリーズはふたつ。
色んなキャラクターが登場するお話があります。本編にちなんだ話もあるよ。
⊿TRiEDGEを中心とした、独自の世界観で描く群像劇。独自な設定、過去や未来のお話などあります。後半で少し語ります。
と、オンゲキ物書きとしてはかなり長くやらせて頂いています。絵と比べるとSSってあまり目立たないけど、こんな人も居るということでひとつ。
3.オンゲキSSの書き方(私の場合)
さて長い前書きはここまでにして本題。物書きってどんな風に作品を書いているのか、について。これは自己流なので他の物書きさんは違う場合があります。
①ネタを思いつく→メモに残す
誰でどんな話を書こう。これは絵でも似ているかと。ネタの参考として、オンゲキに収録されてる曲やストーリーなど、公式のものは参考にすることもあります。
ネタを思いつくタイミングってまちまちで、自分はお風呂入っている時とか布団に入っている時とかありました。テーマだけではなく、「こんな台詞言わせたい」とか「こんなシーン思いついた」とかも、とにかく忘れないようにメモをする。スマホのメモアプリは便利。
②流れ(プロット)を書く
一部のお話では、始めから終わりまでの大体の展開を書きます。情景とか台詞とか自分は具体的に書きますね。
例として、今までで一番の字数であるこの作品のプロットを載せます。
昔は頭に留めておいていたんですが、やはり忘れてしまうもの。その防止の為に、プロットとして残しています。
③本文を書く
②を元にして本文を書きます。大体はプロット通りになりますが、部分部分を変更する場合もあります。でも結末は変えたことはなかったと思います。またこの時に、タイトルも思いつくならつけます(完成してから正式に決めたのもある)。
ちなみに使用しているのはスマホで小説が書けるアプリです。
④推敲
一通り終わりまで書いたら、投稿前にもう一度最初から読み直します。誤字脱字とか表現のチェックです。
これは最近意識し始めたものです。昔は確認せずに勢いで投稿して、あとで結構修正するというのが多々ありまして。それを反省して、終わったら一度読み返すようにしています。
⑤投稿
自分は主にpixivで投稿しています。タイトル、本文(改ページやルビ)、タグ、表紙を設定し……投稿!
⑥完成!
Twitterで宣伝します。
以上が投稿までの主な流れです。
おまけ:記事を書く
裏話をつらつらと書きます。結構自由です。
4.『魂のセカイ』のこと
ここからは独自の世界観で描くEverlasting Soulについてを。自分語りしかないです、ごめんね。
まずこのセカイを簡潔に説明すると、『大人になった⊿TRiEDGEがそれぞれ恋をし、家族になっていく』というストーリーです。それぞれの過去も独自な設定で書かせていただいております。オリジナルキャラクターも名前ありで登場します。
世界観の成り立ちとしては、以下のツイートが全てです。
今思ったことがあって。
— カーレッド (@kared337) 2018年8月20日
莉玖おかーさんという発想ができたその根本的な理由、昔pixivで見てきた、あの有名なフリゲのIbの二次(三次?)創作の中のとあるネタなのでは?と
多分その件があったらからこそ、「誰かに子供が産まれて幸せになる」という発想があった。その発想を莉玖くんにぶつけたのでは?と
— カーレッド (@kared337) 2018年8月20日
まあ…茶太丸さんの例の同人誌も影響してる気はするけど。でもあれは百合夫婦だからww
まあ…莉玖くんは本編でも椿ちゃんと梨緒と仲良しで幸せだけどね。あれは「莉玖くんが皆に元気を与えて、お礼としていっぱい幸せを貰ったそのひとつの形」なんだけどね
— カーレッド (@kared337) 2018年8月20日
ということです。一言でまとめると『幸せな推しが見たい、そして書きたい』です。
この想いの根本として、幸せなのが好き、可哀想なのは抜けないという考えが自分にはあります。
前作ろうとしてたオタク属性分類チャートの残骸に今朝の知見を付与したらちょっとだけ形になりました 誘導尋問みたいだ pic.twitter.com/2e3oZE1nu9
— 上條 (@kmjy_sn) 2020年11月24日
このチャート、結果は『夜明け』でした。死ネタとか絶望とか嫌い(シビ○ラとかシ○ュラとか新田○えとか)だし、推しには苦しんでほしくない。本当は辛い思いはしてほしくないけど……(辛い分いっぱい幸せにしてあげたい意味では)「うん」なんですよね。その理由として考えられるのが、あのセカイの藍原椿です。
あのセカイの椿。中学3年の時に莉玖に出会うんですが、彼女に出会う前は辛い思いをしています。あのマフラーを巻くきっかけとなる交通事故に遭い、心に傷を負ってしまう。暫くするうちに友達ができるが、その友達は病気で亡くなってしまう。どうして生きているのかもわからないまま、椿は生きることになる。だけど莉玖との出会いをきっかけに、そんな人生の陰りに光が差し込む。最終的に椿は(も、だけど)友達と家族に恵まれ、幸せになる……そんなストーリー性あるキャラクターとして、考えました。(あと恋愛面は受け身というのも)
時系列を説明すると
交通事故↓
カノンとの出逢い、別れ『友に贈る、希望の言葉』↓
莉玖との出逢い『約束の握手』↓
梨緒との出逢い『素直になれない君に安らぎを』↓
マフラーの秘密を明かす『優しさの跡』↓
晴斗と出逢う↓
莉玖が幸助と出逢い、結ばれる↓
晴斗と再会↓
莉玖が諒を出産、晴斗と晴れて恋人になる(直後が『夜空の花火に、本心を隠して』)↓
晴斗と結ばれる↓
懐妊↓
マフラーをくれた祖母が亡くなる『想いの物語』↓
望結を出産『繋ぐ想い、希望の世界』
『#25 幸せになった、ある少女の話』より。うちの藍原椿は波乱万丈である。
自分はお話を考えるのが好きなので、このような独自の世界観が思いつきました。他の人の作品では連続ドラマみたいなストーリーは稀です。なので、気楽に読めると思います。機会があったら是非読んでみてください。(時間があったら自分のも読んでみてね)
そして少しでもオンゲキSSに興味を持ってくださったなら、物書きとして嬉しいです。
以上、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。では。
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