セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.6 大掛かりな"秘密"の話

どうもです。今回は

#5 優しさの痕 | 音撃【魂のセカイ】

についてです。

 

この話と次々回で語られる話は、2本でひとつのストーリーとなっています。テーマはズバリ『自分なりの"マフラーの秘密"』――椿のあのマフラーについて切り込んだお話です。

 

椿のマフラーについての大まかなストーリーを考えたのは、2018年11月。丁度葵と梨緒の話を書き終えた頃でした。当時はまだあのゲーセンチャンスのカードすらなかった時代。椿は頑なにマフラーを外さなかった。それ故に、様々な憶説が立てられました。怪我をしているから、も憶説のひとつとしてありました。そして考えた結果、

 

『交通事故によって首を負傷し、心を閉ざしてしまう』

 

椿に、とてつもない過去を背負わせることになったのです……

 

しかし、絶望に叩きのめしておしまいなんて自分が許せません。椿は莉玖と梨緒が自分を受け入れてくれたことをきっかけに立ち上がっていき、そして――――"希望"を、取り戻すのです。

椿の物語は"希望の物語"、この世界を語る上で大切なこと。少しずつ、語るとしましょう。

 

さて、実はこのお話。本来なら2018年の大晦日にあげる予定でした。しかし当時は途中までは書けたのに、突然筆が乗らなくなったのです。全く文章が思い付かない。結果、椿の誕生日には間に合わなかった。そしてそのまま、一旦放置することに。

 

やがて半年が経とうとした頃、そろそろ書く気力が湧いてきました。しかし、いつ書くかは未定のまま。夏コミまでに書ければ良いなという気ままな感じでした。その時、自分の身にひとつの事件が起こります。それは――――

 

SSR 藍原椿[狐の嫁入り] 登場

 

告知POP見た時ガチで叫んだんだ……(オタク)

すると突然やる気が舞い降りて、続きがかけるように。4ページ目以降がたった数時間で完成してしまうという、嘘のような本当の話。

 

今回はここまで。では。