セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.7 影響力とそれぞれの決意

どうもです。今回は

#6 幻想の雨、幻想の灯火 | 音撃【魂のセカイ】

について。

 

このお話は、例の狐の嫁入りに影響されて書いたものです。6月だし、言葉からジューンブライド連想して……じゃあ椿がプロポーズされる話を書こうと。(なお翌年にジューンブライドがテーマのガチャが来た件)

 

この話の書くに当たってまず決めなければならなかったもの……それは晴斗の設定。莉玖や椿と同じ大学に通っていて、椿とは同じ文芸部で面識はあった。そして数年後に再会し、恋人となる――これが基本的な設定です。見た目は草食系。眼鏡かけてますし、あの椿の恋人なのだから。でも、いざという時は"攻める"男。あの椿がたじたじで受け身になるぐらいの。だって椿の旦那さんだから。不意討ちでキスして椿をたじたじにさせるイメージ。

 

さて、このお話の舞台はあのカードから連想しました。椿が着てる浴衣もまんまそれ。狐の嫁入りだから雨を降らせて……と。

 

椿が不安な気持ちを告白するシーン。椿は晴斗との関係を隠してた時期があります。その理由を軽く説明すると……莉玖の為でした。実は椿と晴斗が恋人になった時って、莉玖は諒を身籠ってた頃なんですよね。自分に恋人ができたって判ったら、莉玖は自分を気にかける。でも莉玖は自分自身のことを大切にしてほしい……だから椿は隠すことを決めた。これは椿なりの優しさだったのです。だから、『始まりの物語』のラストで「隠す必要がなくなった」と言ってたのは、もう明かしても良いということなのです。いつかこの2人の出逢いも書きたいな……

 

そして、晴斗のプロポーズ。これは自然と出てきました。自分達の関係や愛はまやかしではない。自分なりに幸せにする――晴斗にとっての、決意と約束の話。

 

自分も晴斗と同じ、椿を幸せにします。椿は希望の物語。そう、決めたのですから。

 

今回はここまで。では。