セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.42 複雑な2人の恋物語

どうもです。今回は

#27 長き時が紡ぐ恋 | 音撃【魂のセカイ】

について。

 

書こう書こうと考えていた椿と晴斗のなれそめ。しかしこの2人、出逢いから"恋人"になるまでに複雑な伏線を敷いている。

2人は大学のサークルにて知り合った

→大学では恋人には至らなかった

→のちの同窓会にて再会する

→そこで恋人になるが、莉玖の為に半年間関係を隠していた

これを矛盾なく書くにはどうすれば良い?ならばまずは整理しよう。そんなわけで、久しぶりのプロットの登場です。

https://docs.google.com/document/d/1Anex4WZHbWZh-xnfr1yICbbmvONHCzGJKiL4-6CJr9Q/edit?usp=drivesdk

今回一人称で視点も変えつつ書きました。理由は2つ、莉玖と幸助の話が三人称だからなのと、恋人に至るまでの複雑な心境を書きたかったから。チャプター制にしたのは、小説ぽく書こうと思ったから。ちなみにCHAPTER1,3,4が晴斗、2,5が椿です。ラストの6は2人の視点で締めました。台詞も今までの作品にて言っていますよ。

 

さて今回は、今まで書いた伏線を回収するのと同時に、今まで読んでいた人ならわかる小ネタも仕込みました。

CHAPTER1で椿が話していた「5年半前に亡くなった読書仲間」、これは『友に贈る、希望の言葉』にて登場したカノンのことですね(分かった人は相当読んでいる人、凄い)。そして晴斗が小中で読んでいた本を知っていたのは、彼女を経由していたから。椿はそのシリーズを高校生の時に読んだと言っています。あの"手紙"を読んで、彼女との思い出を受け入れたからですね。

ちなみに、椿がマフラーのことを褒めてくれたのは晴斗で3人目と言っていました。1人目はカノン、2人目は(書いていませんが)莉玖です。

 

複雑な心境で織り成す、2人の恋物語。破綻しないで書けたのは、初期の頃から流れを考えていた過去の自分のおかげでしょう。ありがとう(?)

 

今回はここまで、では。