どうもです。今回は
です。
このお話は、子供が生まれた莉玖のところに椿が見舞いに行くというストーリーです。2作目であるちびっ子ヒーロー~の伏線回収や、これからに対する伏線を張った"始まり"のお話となっております。
まずはその伏線のお話。諒太と諒の名前の関連性もそうだし、椿が莉玖の未来をからかうつもりで言ったことが現実になったこと。莉玖が見た夢、莉玖の願い。そして、ラストで椿が電話していた相手――――今までやこれから自分の作品を通した時、はっとする要素を詰め込みました。ちなみに椿はこの日をきっかけに、自分がお付き合いしてるのを明かすのですが……隠してた理由は、またいつか。
この作品の莉玖って、とことん"親"なんですよね。諒にロックのことを教えるのかという問いに対する答えの時とか。莉玖はロックでバカな子とは言われてますので、カッコよさはまず浮かぶ。でも同時に、優しさもあると思うんです。週末はちび共の相手してますし。高校生の時にはそれが目立たない。でも、大人、親になってそれが開花する――――そんな可能性を、自分は信じています。
さて、この作品は諒が産まれた8月7日から4日後という展開で進んでます。何故8月7日なのか?これには、"全ての始まり"とも言えるこのツイートが関係しています。
「…その子にはロックは教えないの?」
— カーレッド (@kared337) 2018年8月7日
「それはその時にならないと分からないな。でもオレは多分、同じ道には歩ませないだろうな」
「どうして?」
「オレのロックは、オレにしかできないからだ。全く同じなんてない、だから期待させてもこいつが辛い思いをするだけ」
「…貴女らしいわね」
「…でもな」
— カーレッド (@kared337) 2018年8月7日
「でも?」
「もしこいつがオレの後ろを歩むと言うなら…その時はこいつの前に立ち塞がってやるよ。こいつにオレの全力ロックを見せる為にね!」
「…本当、あの時と変わってないんだから」
諒にロックを教えるかという問いをするシーンで参考にしたツイートですが、これの投稿日が……8月7日なのです。
今回はここまで。では。