どうもです。今回は
について。
自分は今まで、色んなオンゲキのお話を書いてきました。そして、こう思いました。
「恋人時代の莉玖と幸助をちゃんと書きたい」と。
そもそも幸助をちゃんと出した最初の作品がハジメテノヒメゴト。(※ヒメゴトの執筆は19年08月から10月。想いの物語と約束の握手の間です)既に夫婦になっていた。出逢いは書いたものの、恋人だった時の出来事を割愛している。これは書くしかないなと。そしてクリスマスが近いから、それをテーマにしようと。2人きりのクリスマスにしたのも、1年経った2人の距離を更に縮ませたかったから。
なお、その後の性の6時間は普通に過ごしてます。見つめるぐらいで顔赤くするなら行為は本当に結婚してからですね(笑)。
さて、今回の大体の筋書き……大分聖なる夜のプレゼントを参考にしてます。有栖を登場させたのもその影響です。昔と違って、偶然で素面ですが。幸助パートは椿と梨緒が相手なのも考えたんですけどね……仲間達と幸助の接点を持たせたかったので(のちに結婚式にも出席しますし)
手編みマフラーと始まりのCD。それぞれがお互いのことを想って選んだ、ロックなものだと思ってます。
そして今回の話で、セカイにおける梨緒の立ち位置について軽く触れました。莉玖と椿とは別の大学に通ってて、卒業後は少し離れたところへ就職した……これは初期から考えてた設定です。イメージは東京名古屋間の距離。莉玖と椿が別行動を取りやすいように、この設定にしました。今回は梨緒が寂しそうだからという理由と莉玖と幸助の距離をもっと近づけさせる為に別行動を取りますし。
梨緒もまた向こうで恋愛模様を繰り広げるですが、それはまたいずれか。
ラストの少し激しいキスは、距離が縮んだ証拠ということでひとつ。少しずつ縮めて、結婚や行為へと繋げる。そのストーリーを考えるのも、楽しいものです。
今回はここまで、では。