セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.63 よそのセカイで夢想してみた。

どうもです。今回は

#4 File.0 始まりの夜 | Strange World of O.N.G.E.K.I.

について。

 

今回は新たな試みをしました。それは
『よその人が考えたセカイをコンセプトに書く』
です。

この世界観、元々はcrisis氏が考えたんですよね。元ネタは東雲つむぎの事件簿イベントから。

本来はこんなに登場人物居るんですけどね……

自分はこのセカイ(のイケメン莉玖)が好きで、いつか書きたいなと思っていました。そして下のイラストが投稿され、その想いは強くなりました。

これがその件のやつ。誕生日に投下されたので発狂しました。

ただ、この世界はいわゆる推理もの。謎解きが大の苦手な自分にとってはトリック等も考えるのは辛い。だからアクションシーンばかり夢想する日々。そこへ、当人があるツイートをしました。

そして本人とのやり取りで明らかになったのが、「イメージとしては(莉玖は)冴羽獠よりは無茶苦茶強い半グレみたいな感じ」ということ。

そこからひとつ考察したのがこちら。

○crisisさんの探偵莉玖について個人的解釈(原案)
かつて父親は凄腕の刑事と言われていたがある事件にて殉職。両親を失い、身寄りもない彼女は非行に走る。
数年後、裏社会の実力者(半グレ)まで登り詰めるが、半グレ同士の大乱闘に巻き込まれ、瀕死の重症を負う。死も覚悟したがある人に助けられ一命を取り留める。その者こそ街一番の紳士と言われている東雲(つむぎの父親)という男だった。
東雲氏はある事情で外国へ行かねばならず、退院間近な彼女の元を去る。「もし僕に恩返しをしたいなら、街に残っている娘を助けてほしい」という"約束"により、莉玖は父親のような名探偵になりたいと願うつむぎの助手へとなる。なおつむぎ自身はこのことは知らないでいる。

拳銃は父親の形見、ハットは東雲氏からのプレゼント。拳銃が左手持ちなのは怪我による後遺症で右手が不自由になったから?(リハビリによってある程度は戻っている)
半グレ時代はカッコつけで喫煙していた。探偵になってからは辞めている代わりに珈琲を嗜むようになった。つむぎのパンケーキ巡りを一緒に楽しんでいるようだ。

ちなみに本人からはお堅い考察と言われました。更に本人とやり取りを続け、改定したのがこちら。

・上の改定版
かつて父親は凄腕の刑事と言われていたがある事件にて殉職。両親を失い、身寄りもない彼女は非行に走る。
数年後、裏社会の実力者(半グレ)まで登り詰めるが、敵対グループの乱闘にて相打ち。重症を負う。動けないでいるところ、ある少女と出逢う。その少女こそつむぎだった。
病院に運ばれ治療を受けた莉玖。病室にてつむぎに自らの過去を明かす。一方つむぎも、行方をくらました父親を探すために探偵業をやっていた。つむぎは莉玖に助手にならないかと誘う。対して莉玖は、命の恩人にお礼をしたいためにその誘いを受ける。

拳銃は父親の形見、ハットはつむぎからのプレゼント。ちなみにこのセカイの莉玖はサウスポーである。
半グレ時代はカッコつけでタバコを吸っていた。探偵になってからは禁煙している(つむぎに条件として止められたため)。成功した代わりに珈琲を嗜むようになった。つむぎのパンケーキ巡りも一緒に楽しんでいるようだ。

変えたところは、莉玖の過去をつむぎは「知らない」から「知っている」というところと利き手の理由を軽くしたところですね。(一応本人曰く、描きやすさで両利きにしているとのこと)

そして大分煮詰まってきたところで、莉玖とつむぎの出逢いの話を書こうと決意。忙しい私生活の裏で書き進めてきました。

 

個人的にこだわったポイント。最初莉玖は少年として書きました。見た目がボーイッシュなのを逆手に取る形で。お互いに名乗るまでは代名詞にするのを考えていたからなのももうひとつの理由。

そして莉玖が大怪我したのは敵の残党にはめられ、車に轢かれたから。でも実はこれにはトリックがあって……これは続編ができた際にお話ししましょう。

 

今回のお話は、本格的に活動再開する第一歩として書きました。すごく楽しかったです!これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。

今回はここまで、では!