セカイの記録

pixivで投稿しているSSの裏話とか置くところ

CH.37 月夜と数多の星空と神様と

どうもです。今回の話は

#2 神様の恋 | Strange World of O.N.G.E.K.I.

について。

 

キャプションにもある通り、美夜月鏡が追加された時から『神様である椿と、人間の交流の話』をイメージしたSSを考えていました。上手く形にできないからとなかなか書くことができませんでしたが、やっと形にできました。

 

書こうとしてからは構成はすんなり浮かびましたが、苦労したところもあります。椿の服装はシュータードレスなんですが、シュータードレスという言葉を使わないで説明するの大変でした。あれで伝わっていれば良いのだけど……

次は、力を失ってた椿は周りには見えているかという点です。一応人間として書いてたんですが、見えてないなら幽霊として捉えるよね、ということで。結果的には青年とその曾祖父にしか見えてないとしましたが、椿の正体が守護神ならそれもありだなと思いました。

狐のお面がキーなのも決まっていました。狐と椿は切り離せないワードというのは、『ひねくれ少女~』のところでも話したと思います。正体を明かすシーンのイメージは美夜月鏡のジャケットです。あれ美しいよね……

ラストのモノローグは最初から決まっていました。タイトルは今回も悩みましたが、最後まで書ききって考え直した時に、もうシンプルにしようと。最後まで読んだ時に『そういうことか』と分かって頂ければ幸いです。

種族が違う故に、愛していた人に先立たれてしまった。それでも椿は彼の生涯を共にいれて、幸せだったと自分は思います。

 

今回はここまで、では。