どうもです。今回は
です。
久しぶりに莉玖がメインとなります。何せこのお話は、あのハジメテノヒメゴトに続く話。気合いを入れて書かせてもらいました。
自分はあの話で先に初夜を書いた。そして最後に子供が生まれた。ならば、その前後を書かなければならない。年が明けて暫くして、そう思いました。後付けで決めたことですが、このお話とヒメゴト、そして子供を作ろうと決めた話。この3つはいわば3部作のようなものです。今回は第1部……莉玖と幸助の『出逢う話』です。
なお、幸助の旧姓は単に考えるのが(略)
気合いを入れなくてはならない話なので、プロットも書きました。
https://drive.google.com/file/d/10H56lr7Lt_j7vk57fJL0e47ED_yAHvIz/view?usp=drivesdk
これを見ればわかりますが、エピローグは椿と梨緒を登場させるつもりでした。しかし、最後は簡潔に、ヒメゴトの冒頭に繋げる形として書きたい。それでこのようになりました。
2人の出逢いは大学生の時となってますが、これは今(高校生)は友達やオンゲキやロックのことを大切にしてるだろうなぁという想いです。ロックばかり考えてた子が大人になって恋を知る。ある種の成長ですね。
しかし、指摘されたことですが……2人が純粋なんですよね。ヒメゴトはいわば初めて行為する話。それも初々しさはあった。そしてこれは夫婦になるまでの話。尚初々しいなと書いてて思いましたね。手を繋いでしまい、恋を自覚してしまうところとか。プロポーズで緊張して不意にキスしてしまうところとか。あと、結構恥ずかしさで顔を赤くするシーンも多いです。2人の恋はまさに、純粋なんです。
そして、そんな2人を影から支える椿も良い役回りをしていると思います。この時はまだ晴斗とは再会していません。でもいつか、同じ轍を踏むのは確かですね……
告白、及びプロポーズの台詞。これは後にヒメゴトを読んだ際にすれ違いが起きないように気をつけました。台詞も元から書き加える形で。そういえば、幸助は最初は莉玖さんと読んでいた。莉玖はいつか呼び捨てで呼んでほしいとは思ってましたが、初めて呼び捨てされたのが告白の時だとは。これは、幸助が莉玖との関係を踏み出したい為故のことです。初々しいなぁ……
純粋な恋が結ばれる話。そして2人は結婚式の夜、『ひとつになる話』へと進むのです……
今回はここまで、では。